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スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ SUKIYAKI WESTERN DJANGO

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: コメディ, ファンタジー

努力だけは認める

■ストーリー

源氏と平家の壇ノ浦の戦いの数百年後、山あいの寒村に言い伝えられる”埋蔵金”を捜し求め、源氏と平家の末裔が争奪戦を繰り広げる。
そこへ、名も無き凄腕ガンマンが訪れ、お互いに用心棒として迎え入れようとする・・・
血で血を洗うバトルアクションの火蓋は切られ、生き残りを賭けた戦いがはじまった!!



■三池崇史監督の確信犯的”駄”作品
三池崇史監督の映画って、いままで1本も見たことなかったんだけど、どうなんでしょう、この作品。

きっと思いっきりツッコんで欲しくて作ったと思うんだよね。

舞台は日本のどこかなんだけど、話す言葉は英語、衣装はサテンのスタジャンとかデニムのジーンズとか洋モノ。
建物は和風の屋敷なんだけど、武器は日本刀もあるけど、ガトリングガンやライフル、拳銃、ダイナマイトなどなど。
雨が降っていたかと思えば、次のシーンでは雪が降り積もってたり・・・

もともと、コミック漫画の”ビッグコミック”で連載されていた、しりあがり寿の「スキヤキ・ウエスタンジャンゴ 」が原作なので、荒唐無稽なのはしょうがないんだけど。。



どろろ」に次ぐほどの駄作と言い切っちゃっていいかというとそうでもない。

駄作にしたくなかったけど駄作になってしまった作品と、
はじめから駄作だと叩かれるのを覚悟して作られた作品とでは、映画としての評価はおのずと異なってくる。

何もかもがメチャクチャで、ここまでぶっ飛んでやっちゃうなら、もう好きにしたら? という諦めの境地。

佐藤浩市、桃井かおり、石橋貴明らのまるで楽しんでるかのような大根役者ぶり、香川照之のウケ狙いなんだけど全てハズしてるギャグ、見ていてイライラするほどのカット割と効果音、演出のコメディぶりに、ストーリーの後半からは、「もうどうでもいいよ、早く上映終われっ!」という気分になる。

ベースとなるストーリーの流れはあるんだけど、とにかくやたらと次々に人が殺されていく。
結局、最後に生き残ったのは予想通りの人なんだけど、途中で「あぁ~ ┐(´~`;)┌ 」って観客から溜め息が出てしまうほど、先が読めちゃって一気に劇場内はシラケムード。

これも三池崇史監督の狙いのうちなんだろうか?



■豪華セットと豪華俳優陣で世界に斬り込み
本作品は「第64回ヴェネチア国際映画祭ノミネート作品」。
だからセリフが全編英語。
セットも西洋人が好みそうなエキゾチックなアジアンテイスト満点。

頑張っている、という努力は認めるんだけど、ほんまもんの英語圏の人が
日本人が英語しゃべってるこの作品を観たらどう思うんだろう?

  「日本もやるじゃん! こんなおバカ映画作るなんて!」

って言われたいんだろうか、三池崇史監督。

賞賛されるよりも、失笑される確率のほうがはるかに高いと思うんだけど。


唯一まともな英語を話していたのが、クエンティン・タランティーノだった。
当り前か。


ちなみに、エンドロールで主題歌を北島三郎が『じゃんごぉ~』ってコブシを効かせて歌ってます。

こりゃあヒットしないと、サブちゃんが可哀相。



・出演 : 伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、安藤政信、堺雅人、石橋蓮司、石橋貴明、
       木村佳乃、香川照之、桃井かおり、クエンティン・タランティーノ
・監督 : 三池崇史
スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ


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