ハッピー フィート HAPPY FEET

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: アニメーション

歌あり、踊りあり、メッセージありの
踊るペンギン・ムービー。



2007年アカデミー賞 長編アニメーション賞受賞作品。

皇帝ペンギンの棲む、南極のどこかの場所。
ペンギンの習性として、母ペンギンは魚を探して海へ、父ペンギンは陸で卵を長い間温める。

そして生まれた子ペンギンのマンブルは、ちょっと変わった特技を持っていた!

タップダンスが得意なマンブル。

魚が減少してきたのは、マンブルのせいだ、長老の逆鱗に触れたマンブルは追放の身に。
そして、マンブルは魚が減少した真の理由を探し、ここに戻ってくると誓い、冒険の旅に出た______。



ほぼパーフェクトと言っていいフルCGアニメ。

質感もバッチリで、緻密で美しい描写を実現しています。
氷雪原と蒼い海、空というシンプルな背景構成が功を奏しているのでしょう。
後半は実写部分との合成もあるのだけれど、実写部分もCGじゃないの?っていうくらい違和感のない完璧な出来。

以前、メイキング特集をTVでやっていましたが、ダンスシーンや歌うシーンはモーションキャプチャーを使って、実際に人間がダンスをし、その動きをコンピュータに取り込んでCG化したというから、ほんとになめらかで違和感のない動きを実現しています。


ヒット中の日本映画「どろろ」のCGもこれくらいだとよかったんだけどねぇ。
あの製作費の20億円はどの部分に使っちゃったんでしょう。

と、脱線してしまいましたが、本作品は昨年アメリカで公開されるやいなや、同時期に公開された「007カジノ・ロワイヤル」を抜いてBOXOFFICEでランキングTOPに立っています。

この作品はCGアニメの出来のよさを誇るだけではなく、明確なメッセージ性を含んだものです。それはズバリ「環境問題」。
ちょうど、世界的な魚食の拡がりによってマグロの漁獲量が規制されてしまったように、魚の乱獲をテーマにしています。

しかし、捕鯨を批難するシーンもあり、クジラを食べる日本人にとっては、ちょっと複雑な感情を抱いてしまうことも。
このあたりは文化の違いをまざまざと見せ付けられたり。。

前半から中盤にかけては、ストーリーのないドタバタ劇のような、ペンギンの踊りとアクションを見せつづけるのですが、後半から一気にシリアスなメッセージを投げかけてきます。

「Happy Feet」とは「幸せな足」。
作品の中では「ドタバタ足」と長老たちからは揶揄されてしまう子ペンギンですが、ラストは「Happy」。
文字通り、その足が「幸せ」という奇跡を運んでくれました。


字幕スーパー版で観賞しましたが、ひらがな・カタカナ遣いが多いので、小学校高学年くらいなら日本語訳版でなくても大丈夫かな。



声の出演:ロビン・ウィリアムズ(2役)、イライジャ・ウッド、ニコール・キッドマン、
     ヒュー・ジャックマン、プリタニー・マーフィー
監督:ジョージ・ミラー
ハッピー・フィート





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