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ハプニング Happening

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: サスペンス

自然現象は理解不能


■ストーリー
朝のニューヨーク・セントラルパーク。
いつもと同じくジョギングをしたり、散歩したりする人で賑わう公園で、突然叫び声が上がる。
やがて人々は立ち止まり、後ずさりし、バタバタと倒れていく。
一人は髪留めで自らの首を刺して自害する。
同じ頃、ニューヨークのビル工事現場では、作業員たちが次々に屋上から転落していく。

原因不明の異変は、ミツバチを見掛けることがなくなったことを不審がる教師エリオットの住むフィラデルフィアその他の地方にも及ぶ。

逃げ惑う中、エリオットはある仮説を立て、それに従って謎の現象から逃げる…



■M・ナイト・シャマランの新作だけど…
シックス・センス」の驚きのどんでん返しでその名を世界に知らしめた、インド人もビックリのM・ナイト・シャマランの新作。

シックス・センス」「アンブレイカブル」くらいまではよかったんだけど、その後の「サイン」「ヴィレッジ」で失速、「レディ・イン・ザ・ウォーター」では散々な評価を得てしまったので、今回の作品は気合が入っていることがわかる。

ほとんど挿入されないBGM、先の読めない展開、「見えない脅威」に脅えて逃げ惑う人々…

VFXらしいVFXもなく(とはいっても特撮工房ILMが特殊効果を手掛けている)、とにかく心理的に恐怖を煽るだけ煽る手法で観客をスクリーンに引き込む。

「現代らしい題材」を扱ってはいて、文明社会への警告的な意味合いがあるのはわかる。
ただ、ストーリーにもっとM・ナイト・シャマラン的などんでん返しが欲しかった。

ラストは予想通りとなってしまったが、この作品の場合、ああいうラストにしないといけなかったのだろう。

ストーリーに、なぜ人が次々に自殺していくのかという必然性に欠け、不可解な部分もあるのだが、サスペンスとしてはいい線をいっているとは思う。


■見えざる脅威は隣り合わせ
「現代」は地球温暖化とこれの対策として環境保護が叫ばれている。
この作品はこれからの地球のあり方についての警鐘をしているとも言える。

子供の頃、学校で「自然からのしっぺ返し」と言う言葉を知ったが、この作品はまさにこのことを題材にしている。


・出演:マーク・ウォールバーグ、ズーイー・デシャネル、ジョン・レグィサモ
・監督:M・ナイト・シャマラン
ハプニング

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