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ブラッド・ダイヤモンド

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: アクション, サスペンス

自由、家族、真実
彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た



ダイヤの価値を決める”4つのC”

Color 色
Cut カット
Clarity 透明度
Carat カラット

しかし、実は5つめのCが存在することを、あなたは知る

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チラシ「ブラッド・ダイヤモンド」より引用




ダイヤ原産地と言われるアフリカ大陸では、ダイヤをめぐる紛争が絶えず起こっている。ダイヤに関わる関わらないに関係なく、多くの人々が毎日紛争に巻き込まれて死んでいる。

いわゆる、”紛争ダイヤ”を取扱った本作品は、レオナルド・ディカプリオがゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされた問題作。

ダイヤ売買を有利に運ぶために、英国のダイヤモンド商や政府が巧妙に紛争を仕掛けて、それを長引かせている。

この作品は、
密売人は生活と自由のためにダイヤを扱う。
それを追うジャーナリストも生活の糧を得るために真実を暴く。
現地での平穏な生活と家族を奪われた男は取り戻すためにダイヤを切り札にする。
ダイヤをめぐる3つの思惑が交差するストーリーだ。

フィクションではあるが、美しい輝きを持つダイヤモンドが、一部このような経過を経て自分たちのもとに届くということを知ることは、ショッキングなことだが大事なことだ。

世界はグローバリゼーションの波にもまれ、搾取する側と使われる側に分かれている。淡水魚ナイルパーチをめぐるドキュメンタリー「ダーウィンの悪夢」や環境問題を取扱ったドキュメンタリー「不都合な真実」がそうであるように、この作品も自分たちの生活を見直すきっかけになるのだろうか。



本作品は日本では数パターンのCMが製作されたのだが、1つはお蔵入りとなった。それは、映画評論家のおすぎがコメントを入れたもので、「この映画を見れば、あなたはもうダイヤを買えなくなる」といった類のものだった。

実は日本公開前にフランスでも同じようなCMが製作されTVで放送されたのだが、ダイヤモンド会社に訴えられるという事態を招いてしまった。

日本公開においては配給元のワーナーがこれを憂慮して、このパターンのCMは放送されなかったと、おすぎ自身がラジオ放送で述べている。



レオナルド・ディカプリオは「ディパーテッド」同様に、いい感じのチョイ悪オヤジを演じている。「タイタニック」の頃のどこか幼さを感じさせるところは、もはやない。野性味のある演技だ。



劇中の印象に残った言葉:

 「見も知らないヤツにリスクはとれない」

 「アフリカの大地は血で出来ている。この赤土の色は血の色だ」

 「どんな悪人でも、そこに愛情を表現することがあるだろう。だとすれば、人生の意味はあったということだ」



「どんな悪人も、たったひとつの良い行いで、その人生が輝くことがあるものだ」

このセリフが、ラスト近くのレオナルド・ディカプリオの行動に活きてくるとはね。



出演:レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー。ジェニファー・コネリー
監督:エドワード・ズウィック
ブラッド・ダイヤモンド



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4 ダイヤに翻弄される善人
3 エンターテイメントとして最高!でも…
4 世界悪 ダイヤモンドに取り込まれる人々


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