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マリア THE NATIVITY STORY

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: ファンタジー, 文芸

信じることが新たな光を生む

■ストーリー
聖母マリアが12月25日、ベツレヘムの町の馬小屋で、イエス・キリストを産むまでの物語。

ヨセフとの婚約中に神の子を宿したマリアは、小さな村で不貞を働いた嫌疑をかけられる。しかしヨセフは天使からの啓示によりマリアを信じ、その子を自分の子として育てることを決意する。

一方、重い税と虐殺という圧政で国を統治するヘロデ大王は、”救い主”誕生の予言に怯え、救い主を抹殺しようと企てる。ローマ王国の命令により住民登録の義務を課せられた住民は、自分の生まれ故郷へ戻ることを余儀なくされた。

ヨセフとマリアはヨセフの生まれ故郷、ベツレヘムへの200キロの長い旅に出るのであった。

3人の占星術師は、新たな救い主の誕生の前ぶれを3000年に一度起こるという星の動きから察知し、時を同じくしてベツレヘムへ向かった・・・


■クリスマスの本当の意味を知る
12月25日はクリスマスであり、イエス・キリストの誕生日であることは、世界で最も有名なことかも知れない。しかし、イエス誕生以前の母マリアと夫ヨセフの物語を知る人は少ないだろう。

よって、この作品を観ることで、イエス・キリストがなぜマリアから誕生されることになったのか、ヨセフはなぜマリアと結婚することになったのか、その理由を知ることとなる。

「お互いを信じるということ」
「自分のことよりも、他人のことを思う献身愛」

救い主を産み育てるために大事な要素を、知らしめてくれる作品が本作品だ。


■宗教が「心のよりどころ」となる意味
神学や歴史などの専門家の協力を得て作られた本作品は、バチカンでワールド・プレミアが開催され、会場は感動の拍手に包まれたという。


本作品では信頼や献身愛ということ以外に、圧政により頂点に立つ者は絶えず、反乱に怯えていることを知る。

宗教は「心のよりどころ」を人々に示すものであるが、貧困や圧力などのストレスが、こうした「心のよりどころ」を求める力になる。

また逆もしかり。
モノやカネで満たされた心を持つと信仰心はなくなる。
現代の人々は誰もがヘロデ大王の心を宿すのではないだろうか。


■リアルな視覚効果と賛美歌
「タイタニック」を手掛けたDIGITAL DOMAINなどによるVFXは使用しているものの、ロケとセットでリアルな描写を実現。

イエス・キリストが誕生してからラストまでの10分は、厳かな賛美歌がつづく。
ラストはもちろん、「きよしこの夜」。


■比較対象としての映画は、やはりあの作品
どうしても、メル・ギブソン監督の「パッション」と比較したくなるのだが、こちらはあの作品のように残酷な描写はほとんどない。

こちらも淡々と歴史を描くのみだが、「パッション」が文字通り、イエスの人々を救おうとする「情熱」を描き出したのに対して、本作品は救い主がマリアとヨセフのもとに誕生する理由を描き出す。


日本では、すっかり商習慣として定着したクリスマスだが、たまにはこうした作品を観て、クリスマスの本当の意味を知るということも大切なことだ。


・出演:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、オズカー・アイザック、ショーレ・アグダシュルー、ヒアム・アッバス
・監督:キャサリン・ハードウィック
マリア


マリア
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