ユナイテッド・シネマ 最新映画を自動更新でご紹介!

リトル・チルドレン Little children

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: 文芸

Please be good boy

■ストーリー
郊外に住む主婦のサラは、幸せながらも退屈な日常を送っていた。
そんなある日、近所の公園で子連れの主夫ブラッドと知り合いになる。
やがて二人は惹かれあい、気持ちを抑えられなくなっていく。

同じ頃、元性犯罪者のロニーが釈放され、街で住居を構える。ブラッドの友人で元警察官のラリーは、子供たちをロニーの再犯から守るためにロニーを糾弾し、嫌がらせをはじめる。

満たされない大人たちが癒される日はくるのか・・・


■大人になりきれない大人たちの物語
今の幸せさえ満たされないと感じ、心の穴を埋められず、別の人生を夢見てしまう「リトル・チルドレン」たちが、過去に翻弄され、未来を夢みながらも、現実と虚構のはざ間で葛藤するというお話。

ただの不倫話じゃん! と思うことなかれ。
そこに至る感情、イケナイことだと知りながらも続けてしまう葛藤。

登場人物は、どこか欠落しているところを持っていて、愛らしくも愚か。

登場人物4人がストーリーの軸になっているんだけど、そんな欠点のある自分を受け入れて認められたときに、自分の居場所を見つけて収まるところに収まっていくというのが、この作品の主軸。

でも見ているうちに「これって自分のこと? こんな感情って誰(自分)にでもきっとあるよね」って思いながら観賞しちゃった。


「現状に満足してない?」

「もっと他にやるべきことは?」

「他の人生のあり方とは?」

なんてことを感じながら。


人生を劇的に変えてしまうアバンチュールを別の人生と捉えるんじゃなく、自分の出来る「良心」の部分から一歩踏み出して、新しい挑戦をしていこうよ、という話。

   「過去は変えられないが、未来は変えられる」

ただラストとしては、こんな無難なまとまり方でええんかい!と突っ込みを入れたくなった。


■R-15指定ながらも、表現はノーマル
主演のケイト・ウィンスレットとパトリック・ウィルソンの激しい絡みのシーンがあるということだったけど、
ものすごく激しいということはなかった。

そういうシーンに自分が見慣れてしまったということなのかも知れないけどね :lol:
ケイト・ウィンスレットは「タイタニック」でオッパイポロリを披露したが、本作品では全身をあらわにしての激しい動きを披露。

さすが二児の母。実体験が滲み出てますw


■一番演技がうまかったのは、ジャッキー・アール・ヘイリー
元性犯罪者役を演じるってのもすごいけど、気持ちワルイよ。マジで演技が。
まさに怪演って感じ。
幾多の助演男優賞にノミネート・受賞したのも うなずける。



Tips:
・全映画賞で49部門ノミネート 11部門で受賞
・2007年度アカデミー賞3部門ノミネート
・ゴールデングローブ賞 作品賞(ドラマ部門) 主演女優賞・脚色賞ノミネート
・全米映画俳優組合賞 主演女優賞・助演男優賞ノミネート
・イギリスアカデミー賞 主演女優賞ノミネート
・ニューヨーク映画批評家協会賞 助演男優賞受賞
・サンフランシスコ映画批評家協会賞 作品賞・助演男優賞・脚色賞 受賞
・シカゴ映画批評家協会賞 助演男優賞受賞 受賞 主演女優賞・脚色賞ノミネート


出演:ケイト・ウィンスレット、パトリック・ウィルソン、ジェニファー・コネリー、ジャッキー・アール・ヘイリー
監督:トッド・フィールド
リトル・チルドレン


リトル・チルドレン
リトル・チルドレン
posted with amazlet on 08.02.20
NIKKATSU CORPORATION(NK)(D) (2007/12/21)
売り上げランキング: 790
おすすめ度の平均: 4.5
4 買いです。
5 倦怠期の乗り越え方
4 母親の愛


Comments are closed.