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ロード・オブ・ウォー

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: アクション


戦争をビジネスにする人たち



「死の商人」と呼ばれる武器商人にスポットを当てた作品。
現在は世界で12人に1丁の銃器が出回っているとされる。それを1人1丁にすべく暗躍しているのが、武器売買をしているブローカーである。

実話に基づくストーリーは、いまだ知られることのなかった武器売買の世界を見せてくれる。

武器商売でも、商売(セールス)の基本は同じだ。
「プレゼンテーション」「両者との調整」「交渉」「納品」「検証」を繰り返す。

それはビジネスなので、私情は一切無用である。
私情で動くと自分がバチを被る。サラリーマン社会とは違い、命が狙われる非情な世界だ。

身内に嘘をつき、他人を欺く。けれど堂々と表通りを歩く。
武器商人は公の存在だからである。なんせ、最大の武器商人は国家である。その国家は国連安保理の常任理事国であり、そのこともストーリーの中で示される。

この作品の脚本はイラク戦争開戦の1週間前に出来上がったそうである。愛国主義に反するものという批判もあったのか、アメリカ国内からの資本は一切出されず、フランスやイギリスなどから集めている。そのような状況の中で、このような作品を作ってくれた監督に拍手を捧げたい。

正月5日の平日に見たのだが、観客のほとんどがネクタイを締めた40代、50代のサラリーマンだった。サボりで見に来ていたのだろうが、武器商人のストーリーに商売を学ぼうとでもしていたのだろうか。

それよりかは昼間からサボって映画を見るような、こういうくたびれた恰好をしたサラリーマンを一掃したほうが、会社もコスト削減ができて企業体力がつくだろうに。


主演 : ニコラス・ケイジ
監督 : アンドリュー・ニコル


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