世界の中心で、愛をさけぶ(テレビドラマ版)

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: 青春


全日本が泣いた!



小説、映画ともに大ヒットした同名作品のTVドラマ版。俗に言う「セカチュー」現象を巻き起こした。

TVドラマ版は映画版よりも、ひとつひとつのエピソードが丁寧に描かれていて、ドラマに感情移入することができる。また、TVドラマ版は小説にほぼ忠実に描かれている。

TVドラマ版にありがちないいかげんさはなく、脚本のよさが光る。とくに夢島にサクと亜紀が泊まりがけで行き、帰りに亜紀が貧血で倒れるシーンのあった日の放映では、ドラマ後半のCMを流さずに、最後までそのまま放映したことだ。CM放映によって途切れる感情移入やストーリーの高まりの寸断がなかった。これはTBS、広告スポンサーに拍手したいところだ。

また、最終話のラスト15分の脚本もすばらしい。ひさしぶりに、いいドラマを見たという感動を得ることができた。


柴崎コウの歌う主題歌「かたちあるもの」は、亜紀の視点にたった歌詞であり、映画主題歌である平井堅「瞳をとじて」との対比ができていて、これも出来が良い。

TBS 2004年6月~9月放送
出演: 山田孝之、綾瀬はるか、その他



☆ラストで流れる亜紀の書いたスケッチブック「ソラノウタ」


生きていくあなたへ

もしもおまえが
枯れ葉ってなんの役に立つの?ってきいたなら

わたしは答えるだろう
病んだ土を肥やすんだと

おまえはきく
冬はなぜ必要なの?

するとわたしは答えるだろう
新しい葉を生み出すためさ

おまえはきく
葉っぱはなんであんなに緑なの?

そこでわたしは答える
なぜって、やつらは命の力にあふれているからだ

おまえはまたきく
夏が終わらなきゃいけないわけは?

わたしは答える
葉っぱどもが、みな死んでいけるようにさ

おまえは最後にきく
隣のあの子はどこに行ったの?

するとわたしは答えるだろう
もう見えないよ

なぜなら、おまえの中にいるからさ
おまえの脚は、あの子の脚だ

がんばれ


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