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厨房で逢いましょう EDEN

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: 文芸

芸は身を助ける

■ストーリー
生活のすべてを料理に捧げてきたグレゴアはデブで独身でさえない風貌だけど、料理の腕前は世界一級の天才シェフ。
経営するレストランは来年まで予約でいっぱい。
そんなある日、カフェで給仕をしている美しい主婦エデンに恋をした。
口下手なグレゴアができることは、おいしい料理を作ってエデンの胃袋を満たすことだった。

その感情は看板メニューの「エロティック・キュイジーヌ」の味わいにも影響し、顧客の拍手を浴びるほどに。
しかし、その才能に嫉妬する男がいた・・・


■感情移入のさせ方がうまいドイツ映画
自分に好意を持っていることを知って、「好きなのは料理じゃなくて、友達としてよ」と偽って料理目当てにシェフの厨房に通い、タダメシを食らう主婦エデン。
自分には何の才能もないことにコンプレックスに抱え、悪知恵ばかり働いて、依存心が強くて嫉妬深いエデンの夫。

言葉とは裏腹なエデンの真の目的を知ってるが故に、辛そうな表情をするグレゴア。
主婦はグレゴアの料理目当てに厨房に通い、夫は嫉妬してグレゴアに嫌がらせをする。

見ているうちに、身勝手な行動をとり続けるエデン夫婦への憎悪はつのる。

もう逃げないと決意した、天才シェフ・グレゴアの一発逆転メガトン級の一撃で事態は急展開するのだけど、
ラストで「そっかぁ~、料理も好きだったけど、実は待っていたんだね 8-)」とわかる。

ストーリーの作り込みがとてもうまい作品。
観賞後、心も満腹になる映画です。



この映画から得られたこと。
 
 「なにか才能を持っていれば、食いっぱぐれることはない



■思わずヨダレが出そうな料理の数々
この映画のもうひとつの主役は、官能料理「エロティック・キュイジーヌ」。
皿まで舐めまわすほど美味しく、人々を笑顔にし、まるで楽園にいるかのような心地にさせるこの料理は、ミシュランで1つ星を得ている料理人フランク・エーラーによるもの。

5つ星ホテル「エルププリンツ」のレストランで料理長を務めている凄腕料理人によるもので、鴨・牛・牡蠣・キャビアなど多彩な食材を使って供されています。

空腹の状態のまま、この映画を見てはいけません。
間違いなく、おなかが鳴ります。


Tips:
・2006年 ロッテルダム映画祭観客賞
・2006年 ペサロ映画祭 観客賞

出演:ヨーゼフ・オステンドルフ、シャルロット・ロシュ、デーヴィト・シュトリーゾフ、マックス・リュートリンガー
監督:ミヒャエル・ホーフマン
厨房で逢いましょう 公式サイト



もひとつ、言っておこう。

  「厨房に犬を入れるのは非衛生だからやめろ」


さらに、もうひとつ。

  「女体盛り」デザートって美味いのか?


厨房で逢いましょう
厨房で逢いましょう
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5 官能料理
3 究極のメッシー君の話だった。 ( ←死語? )
4 調理シーンにこだわりを感じる
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