墨攻

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: アクション, 戦争

戦わずにして、勝つ。


日本の人気コミックを、日中合作で映画化した作品。

時代背景は、中国がまだいくつかの国に分かれていた戦乱の世。
趙(ちょう)の攻撃によって落城寸前の国・梁(りょう)が、墨家(ぼっか)に援軍を求めるが、やってきたのはただ1人、戦術家・革離(かくり)のみ。

趙が攻勢に、知略に富んだ戦いで迎え撃つ。


「10万の敵に たった1人で挑む」というキャッチコピーなものの、戦いをたった1人で挑むのではなく、1人で戦略を立てて民衆と兵を率いるというもの。

日本が製作スタッフに関わっているということで最近、「どろろ」や「LOFT」などの邦画を見続けてきて、「ひょっとしてこれもダメかも」と不安を抱いていたものの、さほど悪い印象はありませんでした。

スリリングな展開、VFXを使っているものの、違和感のない演出、壮大で場面にフィットしたBGMの数々・・・

あぁ、原典が日本であっても、ちゃんとやれば、ちゃんとできるんだと感動。

原作読んでいる人は、ありがちな評価をしちゃうかも知れませんがw

はじめ、字幕に漢字表現が多くて、読むのに疲れてしまった、わたくし。
でも、圧倒的なスケールとアクションに圧倒されてしまうのでした。

強いて苦言を言えば、くどいまでの反戦メッセージはいらんのとちゃう?
女兵士とのエピソードもいらんのとちゃう?
コミックを意識したと思われる、静止画にした戦闘シーンやコマ送りシーンもいらんのとちゃう?


あと、梁の国王が城内で下僕どもに「黙れ!」と叫んだシーン。
「Be Quiet!」と発音したように聞こえたんだけど、気のせいでしょ~か?




平日に見に行くと、ネクタイを締めたサボりのサラリーマンが多数見に来ていたのですが、「知略に富んだ戦い」というキャッチフレーズを聞きつけて、この作品からビジネス戦略の秘訣を得ようとでもしていたのでしょうか。
だとしたら笑止千万。
G■■g■eの社員じゃあるまいし、就業時間中に仕事以外のことをするヒマがあったら、その分のエネルギーを仕事に注いだほうがはるかにマシだろうに。。身の程を知れよ。



出演:アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン、ファン・ビンビン
監督:ジェイコブ・チャン
撮影監督:阪本善尚
原作:漫画「墨攻」森秀樹
墨攻




Comments are closed.