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落下の王国 The Fall

Posted: 10月 10th, 2008 | Filed under: ファンタジー

グーグリ、グーグリ、あっち行け!


■ストーリー
映画の撮影で動けないほどの大怪我を負って病院に入院した男は自殺願望を持っていた。
家業のオレンジ畑を手伝っているときに腕を骨折し入院した少女を使い、思いつきの作り話で取り入って、自殺するためのモルヒネを盗んでこさせようとする。

その作り話とは、王に復讐するという共通の目的を持つ5人の男の叙事詩。

自殺願望を持つ男の作りだす寓話は悲しい結末を迎えようとするが、やがて自分自身と少女に希望を与える物語へと変貌していく…



■深い淵に落ちても、希望はある
映画なんて所詮、作り話。
その作り話のなかに作り話を作り、人を希望に導くという、主人公や少女だけでなく、この映画を観る者をも救う作品。

自殺願望を持つ男の作りだす話は悲劇だったが、少女の懇願と希望により変わっていく。それは勇気と愛に満ち溢れる。

人間なんて気持ちの持ちようや考え方次第でどうにでもなるというメッセージを伝えてくれる。
絶望の淵に落下したとしても、生きていれば美しい世界にきっとめぐり会える。

そんなメッセージはいくらでもこの世に見つけることができるのに、こうした作品が作りだされるのは、いかに人間が癒しを求めているかということなのだろう。

■美しい世界遺産と衣装を堪能
構想26年、撮影期間4年を費やした作品は、13の世界遺産と24ヵ国以上でロケが敢行された。

< <ロケ地として使用された世界遺産>>
・タージ マハル廟、ファテブル シークリーの都、アーグラ城、デリーのフマユーン廟(インド)
・トワイフェルフォンテイン(ナミビア)
・プラハ市、プラハ城(チェコ)
・コロッセオ(イタリア)
・エッフェル塔(フランス)
・万里の長城(中国)
・アンコールワット(カンボジア)
・ピラミッド(エジプト)

CGに頼らない作品ということだが、美しい映像を見ると世界遺産がいかにリアリティ溢れる芸術であるかがわかる。

衣装を担当したのはアカデミー賞衣装デザイン賞に輝く石岡瑛子。
男の作りだす寓話では幻想的かつ豪華に、現実世界では素朴な衣装にして明確に想像と現実の世界を切り分ける。


■謎のおまじない「グーグリ」
少女が言葉に出す災いを避けるおまじないとして「グーグリ、グーグリ、あっち行け!」という言葉があるのだが、もしかしてGoogleと関係でもあるのかと思って見ていたら、エンドロールを見て納得した。

「グーグリ」とはグーグリというスタジオのことらしい。


・出演:リー・ペイス、カティンカ・アンタルー
・監督:ターセム
落下の王国

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