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ベンジャミン・バトン 数奇な人生 THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON

Posted: 2月 9th, 2009 | Filed under: ファンタジー

これはあなたの物語


■ストーリー

第一次世界大戦の終戦直後、母親の死と引き換えに生まれたベンジャミン・バトンは、生まれたばかりなのに80歳の老人の姿だった故に父親に捨てられる。

養老院に勤める黒人女性に育ての親として拾われ、無償の愛を受けながら成長していく。
その中で出会った女性デイジーは、いくつかのすれ違いがありながらも、人生のなかばで お互い愛し合う。

しかし、若返っていくベンジャミンと年老いていくデイジーの見た目の若さが交差した頃、ベンジャミンはデイジーのもとを去っていく。

■この映画が伝えてくれるもの

1920年代にF・スコット・フィッツジェラルドが書いた短編小説を映画化したデビット・フィンチャー監督が伝えたかったものは何か。

セリフやナレーションのなかに、伝えたいと思われる言葉が次々に出てくる。
映像でそれを描くのではなく、セリフやナレーションで伝えるという手法がなんともベタでつまらない感じを受けてしまうのだが、抑揚のないトーンで統一された演出により、そのつまらなさは消し去られてしまう。

・人は誰もが行きつく先は同じ。そこには何も持って行けない。
・はじめから起こることは決まっている。でも人はそれを運命と呼んでいる。
・いつでも、いつからでも、いくつになってからでも人生はやり直せる。
・諦めなければ夢は叶う。
・他人の意見に惑わされず、自分を信じて自分の考えで動け。
・多くの場所を訪れ、多くの人に出会い、多くの価値観に触れよ。

こうした言葉やセリフは、普遍的なもので、わかりきったもの。
しかし、そのわかりきった言葉でさえ、映画から伝えてもらわないと思い起こすことができない世の中は、なんと不安定なことか。

自分は若返っていくのに、周囲の人たちは死んでいく。
そんな主人公は何かを悟ったような言葉を口にし、出会った人たちと深くかかわることで生きる意味を知る。

観る人によっては、自分を追体験しているような感覚を覚える作品だろう。

■ブラピよりもケイト・ブランシェット

CG加工された若かりし頃のブラッド・ピッドが見れるとして注目される本作品だが、ここはケイト・ブランシェットの演技を推したい。
優雅なクラシック・バレエの演技、妖艶な演技など、ケイト・ブランシェットは何にでもなれる、何でもできる大女優であるということを再認識させられる。


ところで、7回も雷に打たれる男は強運の持ち主で長生きできるらしい。。。


はらわたが煮えくり返りそうだ。運命の女神様に呪われてやがる。
でも、迎えが来たんなら、行くしかないよな。


・出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
・監督:デビット・フィンチャー
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