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スター・トレック STAR TREK

Posted: 5月 23rd, 2009 | Filed under: SF

長寿と繁栄を


■ストーリー

ジェームズ・T・カークは、宇宙空間で生まれた。
父は自らを犠牲にして母と自分を含めた800名を守った惑星連邦軍戦艦のキャプテンだった。
その亡き父の親友で、USSエンタープライズのキャプテンを務めるパイクは、カークを士官候補生になることを薦める。
USSエンタープライズに乗り込んだカークは、間もなく想像を絶する敵を知ることになる・・・

■スタートレック新時代

監督は、LOSTM:i:IIIクローバーフィールド/HAKAISHAのJ.J.エイブラムス。

監督が変わればここまで変わるのかと思うくらい、まったく新しいスタートレックが誕生した。
カークが生誕から青年期を経て、USSエンタープライズ号の船長に就くまでを描くストーリーとして再出発した、スタートレック新シリーズは、徹底したリアリティと、まるで自分が体験しているかのようなジェットコースターのような臨場感で始めから最後まで飽きさせない。

ときどき覗かせる、スター・ウォーズへのオマージュ。
スター・トレックなのだから、旧スター・トレックへのオマージュではなく、スター・ウォーズへのオマージュだ。
舞台が氷の惑星・ホスでモンスターが襲ってきたり、雲の惑星にあるクラウド・シティだったり、USSエンタープライズ号がワープを抜けるとそこは敵の罠が待っていたり・・・

それもそのはず、VFXを担当しているのは、ジョージ・ルーカス率いるVFX工房「ILM」。
ILMは本作でもいい仕事をしている。
しかも、いままでの全てのSF作品を超えるほどのクオリティとエンターテイメント性を持つ。
本作品では、光と手ブレをうまく使っている。わざとハレーションを起こしてみたり、カメラレンズへの映り込みをつけたり、爆発なシーンに画面全体に振動を与えたりして、その場に居合わせて見届けているような臨場感を描き出している。

VFXを見馴れ、どんな映像表現にも驚かなくなってきた観客を、これでもかというほどの臨場感とクオリティで熱狂させる。
しかし、それは観客を楽しませるというエンターテイメントを探究するプロ根性の成せる技だ。


■論理VS感情

感情を排した論理的思考のスポックと、破天荒なカークの描き方が対象的だ。
戦場の先頭に立つリーダーとなるためには、どんな状況でも冷静に受け止めて判断する素養が必要だ。
しかし、人間的な感情も戦術として必要だ。
スポックの母に対する愛情が、冒頭で描かれる幼少期とクライマックスで描かれる青年期とシンクロするシーンに、なるほどと唸らされた。


心に残った言葉。
・運命は自分で選ぶことができる。だが大切なのはどちらを選ぶかだ。
・いまの艦隊にはお前のような破天荒さが足りない。
・自分の生きる意味を考えるのだ。


・出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント、ウィノナ・ライダー、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ベッグ
・監督:J.J.エイブラムス
STAR TREK 公式サイト

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