スペル DRAG ME TO HELL

Posted: 11月 2nd, 2009 | Filed under: ホラー

これ、なんて「リング」?



■ストーリー

ローン融資担当をする銀行員は昇進を掛けて、自分の意に反する顧客への厳しい審査をし、老婆へのローン返済延長を断ってしまう。その夜、銀行業務を終えて地下駐車場で自分のクルマに乗ったとき、ローン延長審査拒否を逆恨みした老婆からの手荒い攻撃を受けてしまう。そしてある呪文とともに呪いを掛けられる。その日から平穏な日常は壊され、恐怖に脅かされていく・・・

■ビックリ大音響の「おばけ屋敷」映画

スパイダーマン」、「死霊のはらわた」のサム・ライミ監督が手掛けた本作品は、海外では絶賛されているようだ。

でも日本人が怖がるホラーと、西洋人が怖がるホラーはまったく異なる。
日本人は深層心理に静かに訴えかけるホラーに恐怖を感じ、西洋人は「おばけ屋敷」みたいに次から次からにビックリさせる仕掛けを怖がる。

まずやたらと音響がデカすぎる。
ビックリさせたい箇所に大音響を轟かせるのは、日本人の観客にはまったく逆効果(自分だけか?)
「おばけ屋敷」よろしく何度も何度も老婆が主人公に襲いかかろうとして驚かせようとするのだが、正直「またなの?いい加減飽きたよ」という気持ちになる。

■どこかで見たような・・・

主人公にかけた「呪い」、そしてそれを解くためにする行動など、観賞していて「アレ?この話、どこかで見たような・・・」と気付く。
そう、それは日本のホラー映画「リング」。

・呪いを掛けられて3日後で死ぬ(「リング」では呪いのビデオテープを観てから7日後)。
・呪いを解くには呪いを掛けられた持ち物を誰かに譲ればよい(「リング」では呪いのビデオテープを父親に渡そうとする)。
・結局、主人公は呪いで死んでしまう。

まんま、「リング」やんけwww

チラシ・ポスターを見る限りでは、「こりゃすごいホラー映画らしいぞ、それにサム・ライミが監督だしな~」と期待していたら、何のこたあない。ただの大音響お化け屋敷映画。しかも大どんでん返しへの伏線が途中であって、「あ~、これがラストにつながるんだよな」と先読みが出来てしまうお粗末さ。

ストーリーにひねりが足らんよ、ひねりが。

・出演:アリソン・ローマン、ジャスティン・ロング、アドリアナ・バラッザ
・監督:サム・ライミ
スペル

スペル コレクターズ・エディション [DVD]
東北新社 (2010-04-23)
売り上げランキング: 769

 

 
 




Comments are closed.