フォース カインド The 4th kind

Posted: 12月 22nd, 2009 | Filed under: サスペンス

ズン アブー・イーター

4thkind

■ストーリー

アラスカ州ノームで不眠に悩まされる住民が続出。

彼らに共通していたことは、夜に目覚めると外にはフクロウがいて、ずっとこちらを見ているということだった。そしてそれが何であるのかを思い出せず悩んでいた。思い出せないというよりは、思い出したくないようですらあった。心理学者のタイラー博士は催眠療法を用いてそれが何であったのかを知ろうとする。
しかし、その患者の症状と同じことが、タイラー博士の身にも起ころうとしていた。


■嘘か真から観客次第

4th kindとは「拉致」のこと。
1th kindは未知なものの「目撃」、2th kindは未知なものの「痕跡の発見」、3th kindは未知なものとの「接触」。

この作品は実際の記録映像と再現映像を織り交ぜた構成で、実話に基づくものという触れ込みだ。アラスカ州の町ノームでは、多数の住民が行方不明となっており、FBIがノームを捜査で訪れた回数は2000回を超えるという。

オカルト的な味付けのされたドキュメンタリー&フィクションといった感じの作品だ。
古代から地球を訪れている宇宙人が、住民達を何らかの目的で拉致し、そのまま解放したり、拉致したままとしていると、この作品は示唆しているのだが、実録映像とされるものにも疑問が多い。

ネタバレを覚悟で書くと、

・撮影されたのは2000年とそう古いわけでもないのに、なぜ粗い画像なのか。
・なぜ肝心な場面で画像が乱れるのか。
・タイラー博士を自宅外出禁止としたために屋外で監視していた警官が待機車両の中からビデオ録画した画像に、タイラーの自宅上空に現れる未確認飛行物体が現れるが、なぜいかにもあとで影を加えましたよというような映像になっているのか。なぜ、そこでも画像が乱れるのか。
・宇宙人はタイラー博士を部屋のドアを開けて拉致したのに、娘はなぜ屋上からの光線で連れ去られ、しかも天井を通り抜けたのか。
・宇宙人がなぜ古代言語であるシュメール語をしゃべるのか。
・タイラー博士自身を催眠療法にかけたとき、宇宙人が現れて彼らを拉致したような描写があったが、それについての解説がなされないのはなぜか。
・キーワードである「ズン アブー・イーター」という言葉が何であるのかを伝えないのはなぜか。


ちょっと考えただけでもこれだけある。

とはいえ、古代から宇宙人が地球に来ていて、宇宙人が地球人に文明を伝えたとされることも、その痕跡が発掘された土器・土偶や壁画からうかがい知れるということや、宇宙人が地球人を実験台にして体にチップを埋め込んでいるという都市伝説はよく知られるところだ。

タイラー博士自身が夫を自殺に導き、失明した娘をどこかへ隠したということにすれば、話はまとまるが、実録映像とされる催眠療法にかけられたタイラー博士の映像を見ると、地球外生命体の何かがそうさせているのかもと思う。

なんにしろ、最近の映画予告編はよく出来てるね。
本編よりも予告編のほうが出来がいいとはこれ如何に?
これだけ期待を裏切られる作品というのは久しぶりに観た。


本編のストーリーはちっとも怖くはなかったが、もっとも怖かったのは本物とされるタイラー博士の顔。

あれっ、ラストでこの作品を製作するにあたり、タイラー博士はこの作品に関与することを一切拒否したとテロップが流れたが、じゃあ何で、本物のタイラー博士の映像が写ってるの?

肖像権の侵害ですねw


ググってみると、Wikipediaのこの作品に関する記述を読むと、『米配給のユニバーサル・ピクチャーズは、映画の中で語られるアラスカ州ノームで起きた「実際の事件」とはバイラルマーケティングの一環であったことを認めている。

2009年11月12日、ユニバーサル・ピクチャーズは映画を実際の事件に基づいていると見せかけるためネット上のニュース記事や訃報を偽造したことを認め、「映画の宣伝のために偽造されたニュース記事に関する苦情を解決するため」アラスカ記者クラブに2万ドルの和解金を支払うことで合意した。』とあって、なんじゃそりゃ!

やっぱ嘘かよ!!!

Wikipedia THE $TH KIND


もうこうなったらさ、矢追純一監修、ナイト・M・シャマラン監督で「Thd 5th Kind」でも作ったら?


なんにせよ、とりあえず、3:33に目覚めたときにフクロウが外にいないことを祈るよwww

・出演:ミラ・ジョボヴィッチ
・監督:オラトゥンデ・オスンサンミ
The 4th Kind公式

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