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猿の惑星 創世記(ジェネシス) Rise of the Planet of the Apes

Posted: 10月 20th, 2011 | Filed under: SF

いつか自らの手によって滅ぼされる

riseoftheplanetoftheapes

■ストーリー

アルツハイマー病の治療薬を開発していたジェネシス社の研究者ウィルは、動物実験の際に暴れて射殺されたチンパンジーの赤ん坊をひそかに引き取って自宅で育てていた。

治療薬の治験による母猿の驚異的な知性を引き継いだ赤ん坊はシーザーと名付けられすくすくと成長。
だが、人間社会の愚かさに失望したシーザーは、自らを解放すべく行動を起こす…


■ストーリーが秀逸

衝撃的なラストがいまだに印象に残るSF映画「猿の惑星」の、猿が地球を支配者となるきっかけを描く本作品は、よく練られたストーリーで観る者を惹きつける。

猿が地球の支配者となるきかっけを描く「猿の惑星」シリーズは過去に「新・猿の惑星」として製作されたが、これはそのリメイク作品という位置づけではない。
「猿の惑星」は「PLANET OF THE APES/猿の惑星」でリメイクされたのだが、ストーリーもラストも異なっていた。

PLANET OF THE APES/猿の惑星」は、元の作品を超えられなかったが、本作品は過去の「猿が地球の支配者となるきかっけを描いた作品」を超えたと言ってもいいだろう。

この作品から読み取れることは、猿が地球を征服したのではなく、人間が自分たちの力で生み出したものによって、自らが滅ぼされた結果、知性を得た猿が新たな支配者となったということだ。

遺伝子操作や新薬の開発により、飛躍的に病による死を回避することができるようになった人類だが、一歩間違えれば自らを滅ぼすことになるかも知れないという警鐘を与えるものだ。


チンパンジーの名に、「猿の惑星」で登場した「コーネリアス」がつけられていたのは、シリーズ作品を知る者にとってはニヤリとする瞬間。


■エモーション・キャプチャー

猿の映像は単なるCGではなく、実際に人間が演技したものをスキャニングしてCGで表現したもの。感情や毛並みの表現がとてもリアルで、本当に実在しているかのように違和感がなく、また素晴らしいVFXチームの仕事を見せてもらった。


・出演:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスコー
・監督:ルパート・ワイアット
猿の惑星 創世記(ジェネシス)公式サイト



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