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戦火の馬 War Horse

Posted: 3月 6th, 2012 | Filed under: ヒューマンドラマ, 戦争

デスマーチからの帰還

war horse

■ストーリー

第一次大戦前夜のイギリスの農村―― 貧しい農家にひきとられた一頭の美しい馬は、ジョーイと名付けられ、この家の少年アルバートとかけがえのない絆で結ばれる。だが、開戦によってジョーイはアルバートから引き離され、英国軍の軍馬として戦場の最前線に送られてしまう。死と隣り合わせの過酷な日々の始まりは、ジョーイの驚くべき旅の始まりであり、彼がやがてめぐりあう戦時下の人間たちの、切なくも美しいドラマの始まりだった・・・。

公式サイトより引用

■戦争はすべてのものを奪う

戦時下を舞台にした作品ではあるが、激しい戦闘シーンというものはほとんどない。

スティーブン・スピルバーグ監督の戦争映画というと、プライベート・ライアンを思い浮かべるが、あそこまでリアルでグロテスクな描写はない。

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サラブレット馬を中心軸に、淡々と馬を取り巻く状況を描き出す。
その描写のなかで、印象に残る言葉が「戦争はすべてのものを奪う」だ。

この言葉は、将校がジャム農家から馬や果実などを奪うときのシーン、ラスト近くでジャム農家がつぶやくシーンで登場する。

戦争は、家族、息子、資産、ありとあらゆるものを奪っていく。
しかしながら、徴兵時に若者が兵士になることを喜んで志願したり、家族が笑顔で送り出していく。

第一次大戦時は、国家による世論誘導、洗脳もあって、喜んで国のために戦うという気持ちもあったのかも知れない。
徴兵されたことも戦地に赴いたこともない現代に住む私たちには理解しがたい部分だ。

馬とともに兵士となったかつての少年が、親元に戻るというのは、まさに奇跡的なことであり、唯一の希望ではあったが、その希望のもとに倒れた無数の屍を想うとやりきれないものがある。


・出演: エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリス、ピーター・ミュラン、ニエル・アレストリュプ、ジェレミー・アーヴァイン
・監督: スティーブン・スピルバーグ
戦火の馬 公式サイト

戦火の馬
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