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Posted: 4月 13th, 2012 | Filed under: ロマンス

生き残るためには変わり続けなければならない

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■ストーリー

1927年、サイレント映画からトーキー映画に切り替わろうとしていたハリウッド。
サイレント映画の大スター・ジョン・ヴァレンティンは、新人女優のペピィ・ミラーを見初め、人気女優へと導く。

時代はトーキー映画へと移行していた頃、ペピィ・ミラーは一躍トップ女優へと駆け上がる一方。自らは「アーティスト」であるとサイレント映画に固執するジョン・ヴァレンティンは没落していく。

ペピィ・ミラーとジョン・ヴァレンティンは惹かれあうも、お互いの境遇から一歩踏み出せないでいる・・・


■21世紀に登場した極上のサイレント映画

古き良きハリウッド映画のテイスト満載、と言われても古いサイレント映画なんて観たこともない。

でも、映画に対する想いは伝わる。

所詮、作り話でしかない映画に、なぜ人はこうも惹かれるのか。

それは映画が夢を与えるものだからだ。

人は映画を観ている間は現実逃避したいものであり、作品に込められたメッセージを読み取って感動したいものであり、涙したいのだ。

21世紀になって製作されたサイレント映画という新鮮さが、アカデミー賞を受賞した理由ではないだろう。

それは映画に対する普遍的な愛情を織り交ぜ、作品中にこれまた普遍的な楽しさ、夢、希望を散りばめていたからだ。

サイレント映画時代のスターは、無声でオーバーアクションな作風にこだわり、トーキー映画という新時代の到来をかたくなに拒絶した。

だが、それでは生き残ることが出来ない。
これから先も生き残るためには、自分から変わっていかなければならない。

ただ、これまで持っていたものを全て捨てて、新たなものに取り組む必要があるわけではない。

これまで培った資産を活かしつつ、新時代に適応すればよいのだ。


そんなメッセージを、この作品から伝えてもらった。


・出演: ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、アギー(犬)
・監督: ミシェル・アザナヴィシウス
アーティスト公式サイト


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