ダークナイト ライジング THE DARK NIGHT RISES

Posted: 7月 30th, 2012 | Filed under: アクション, アメコミ

自由への渇望、恐れを抱くことが勝利への扉

the dark night rises

■ストーリー

8年前の地方検事デントの事件以来、ゴッサムシティは平和を取り戻したかに見えた。
バットマンは地方検事デントの罪を肩代わりしてヒーローから逃亡者となって姿を消した。

だが世界の果ての牢獄から脱獄したベインがゴッサムシティに現れ、身を隠していたブルース・ウェインは再びマスクとケーブを身に纏いバットマンとなって戦うことを決意する・・・

■バットマン新シリーズ完結編

前作、ダークナイトの出来があまりにもよかったので、どうしても比較してしまわざるを得ないのだが、残念ながら前作を上回ることはできなかった。

アクションは素晴らしい。CGではなくリアルな機材を使用し、スタントアクションを多用したことも評価できる。

だが、本作品は前作同様、テロリストの活動を阻止するというストーリーだが、ストーリーに込められたメッセージが薄い。

前作ダークナイトでは、「ヒーローと呼ばれる人間でも、わずかなことがきっかけで悪に堕ちていく」ということを一貫して描いていたが、本作品では訴えるメッセージが複数あるように見え、そのために却ってメッセージ性が薄くなってしまっている。

セリフに込められたメッセージ。

・ヒーローはどこにでもいる。
・ヒーローがマスクを被るのは大切な人を守るためだ。
・死を恐れないというのは強みではない。恐れがあるからこそ戦える。
・お前に足りないものは自由への渇望だ。

また、セリフで謎解きをする場面が多かったのも残念ポイントだ。
上映時間が3時間近くあるにもかかわらず、映像展開で謎解きをせずセリフでしてしまった点があったことで、高揚した気分も萎えてしまった。


・出演: クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、マリオン・コティヤール、モーガン・フリーマン
・監督: クリストファー・ノーラン
ダークナイト ライジング公式


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