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World War Z

Posted: 8月 16th, 2013 | Filed under: パニック, ホラー

毒を以て毒を制す

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ブラッド・ピッド主演の終末ディザスター映画として、日本では2013年夏に公開された本作。原作ではゾンビは走ることができないが、映画版では猛スピードで疾走しながら健全な人間を追いかけて噛み付き、感染を拡大していく。

原作ではゾンビの発生起源は中国奥地であったが、映画は中国で公開することに配慮して、発生源は不明とされた。
しかしながら、SARSや鳥インフルエンザの感染源として現実に報道されるのは中国であるし、環境汚染などの問題を抱えるのも中国であるため、ゾンビ発生起源の設定が中国であっても何ら違和感がない。
ただ、韓国の米軍基地に燃料補給のために降り立ったときに、村で感染した人物のエピソードがあり、アジアが感染源であることをかろうじて示唆していた。

原作とはずいぶんストーリー展開が違うようなのだが、疾走して追いかけてくるゾンビというのはいままでにない発想のゾンビ映画だと言える。

音に反応して人間を襲うのだが、群れを成して人間を襲おうとする狂気の姿を遠くから俯瞰して描いた部分はすべてCGで製作されたという。旅客機の爆破シーンや不時着シーンも、10数年前のVFX映画のような作り物っぽさが消えてリアルに描き出されていて、描写技術は日進月歩だと感心することしきりだ。

日本版は字幕と吹き替え版が公開されているが、吹き替え版のほうがおすすめだ。
吹き替え版を担当する篠原涼子の声のTVCMが、家族愛をテーマとする映画であることをアピールしているのには閉口した。所帯を持つ女性にアピールにしたものだと思われるが、「それはちょっとオーバーにアピールし過ぎだろう」と思わずにはいられない。


・出演: ブラッド・ピッド、ミレイユ・イーノス、ダニエラ・ケルテス、ファナ・モコエナ、アビゲイル・ハーグローブ
・監督: マーク・フォースター
World War Z 公式



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