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永遠の0

Posted: 12月 27th, 2013 | Filed under: 戦争

かならず、帰る

foreverzero
百田尚樹のベストセラー小説の映画化作品。

本作品は大東亜戦争の神風特攻隊を題材とする近年の作品としては大ヒットした作品である。

映像は日本のVFX映像もここまで来たかというほどの出来のよさ。
ハリウッド映画に全く引けを取らないレベルにまで来た。

井上真央は昭和の時代を描いた作品には定番の、正統派の昭和美人女優としての評価が定着した感がある。

反戦映画ではあるのだが、どちらかというと反戦というよりも、今を生きる人たちに対して、「命を粗末にするな、いま自分が生きているのは祖先がいるからである。次の世代に命を引き継ぐために、自分がいま何をすべきなのか考えよう」というメッセージを発信している作品だ。


神風特攻隊を題材とした同様な作品で、2008年10月に公開された、俺は、君のためにこそ死にに行くは興行的には失敗で、評価も高くはなかった。

これはタカ派と呼ばれる石原慎太郎が総指揮で手掛けた作品ということもあって、ある一部の層には強い拒絶反応があったようだが、決して戦争賛美・戦争美化したものではなかった。

では、「俺は、君のためにこそ死にに行く」と、「永遠の0」の評価の差、興行成績の差はなぜ出来てしまったのか。

これは、公開された年が関係している。

「俺は、君のためにこそ死にに行く」は、2008年10月公開、「永遠の0」は、2013年12月公開だ。

2008年10月当時、民主党が政権与党になる前であり、石原慎太郎が手掛けた「俺は、君のためにこそ死にに行く」は、一種のアレルギーをもって評された。
映画を観賞する層も年寄りが多く、若者は少なかった。

しかし、あまりにも酷かった民主党政権を経て自民党が政権を奪取して1年が経過した2013年。
「永遠の0」は観客も老若男女問わず大入り、興業的には大成功。
それは、尖閣諸島や竹島に関する中韓との軋轢、中韓の反日活動、東日本大震災などを経て、民族意識の高まりと生きる意味、国家とは何かということを多くの国民が考えるようになったからである。

反日売国と揶揄された民主党政権の3年3ヶ月は、その政権担当能力の無さから経済面などで国力が落ち、中韓からも舐められっぱなしであまりにも酷いものだったが、これらの事象の結果、多くの国民が覚醒した。

「永遠の0」が万人に受け入れられる素地が出来上がっていたのだ。

かつて大東亜戦争を描いた作品は、戦争美化などと揶揄され、敬遠されることがあったが、「永遠の0」は受け入れられた。

いま、リバイバルで「俺は、君のためにこそ死にに行く」が上映されれば、再評価されるかも知れない。



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・出演: 岡田准一、三浦春馬、井上真央、吹石一恵、風吹ジュン、夏八木勲、染谷将太
・監督: 山崎貴
永遠の0 公式



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